そんな方に対して何かの道しるべになればと思い店主の過去の経験や自身が気を付けている点を書きました。
この記事が誰かの役に立てれば幸いです。
]]>今回は「カードゲームでうまくなるコツ」について初心者様向けに書いていきたいと思います。
記事の目的は練習/プレイした後に得られる経験値を増やすことが目的のため細かいテクニックについては言及しません。
そして店主自体あまり誇れるような経歴はないですが簡単に自己紹介を。
大した入賞歴もないですし店主はMPLの方のようなプロとして活動しているわけではないためあくまでも...
といった方に向けてになります。
まず1つめが「何故そのプレイをしたのか?」という意識を常に持つようにすることです。
始めたてのころはルールの理解も曖昧ですし思考できる材料がないため
『土地が3枚...3マナのカードがある...よし使ってみよう』
といった”とりあえずできること”を優先して行うことが多いと思います。
しかしカードゲームは確率や運ゲー要素もありますが基本的に合理的な判断を何回も繰り返すゲームです。
そのため人に対して説明できない行動は合理的な判断にはならずにいいプレイをしたとしても次同じ場面で再現することができません。
合理的な判断をするには思考を重ねる...なんだか小難しい話ですが実際考えることは癖になるよう習慣化できるので具体的な方法を説明していきます。
仮に私がプレイ中に飲んでいた飲み物を”溢した"とします。
そうすると未来では何が起こるのでしょうか?
まず飲み物が机に広がり相手のプレイマットは濡れるでしょう。
恐らくこんな状況になっていると考えられます。
こういった想像ができれば多くの人はプレイ中に飲み物を飲む行為というのはしないはずです。
このように”~~”をしたときに起こる結果を想像してから行動を決定すると非合理的なことには違和感を感じることがでてきます。
もし間違えているにも関わらず違和感を感じなかったとしても自分が思考したことを誰かに話す時に”どの思考過程がいけなかったのか”を周りが理解しやすくなり質のいい助言が貰いやすくなるというメリットもあります。
ですが1で説明したような”結果を想像する”という行為は感覚的な要素を含みますので今度はそれを整理しやすくするために数字に置き換えてみましょう。
仮に冬の寒い日に上着を持っていくかどうか考えていたとします。
今回の例で言うなら
例と一緒に適当な数字を入れてみました。
この条件で判断してみると出発と帰宅時の気温差が2度と少ない上に出発から少し気温も上がることを考えるとそこまで重たい上着はいらないと判断がつきます
さらに移動時間も短時間ならそもそも上着はいらないという判断もできますね。
単純に暑そう寒そうといった感覚値をMTGでは多くのことが数字に置き換えられます。
MTGでも同様に
これだけではただクリーチャーが3体ずついて見た目互角ですが...
各個体の能力や手札の枚数などを整理することで有利不利などの判別がつきます。
この場合であればあなたが何もなしに先に殴ってしまうと4/4がブロックして相手は空から2点を繰り返していればいいだけなので最速5ターン後には敗北してしまうためプレイするべきカードは
と判断がつきます。
なんとなく有利/不利そう...ではなく
"何故有利なのか?”
”どの程度で相手を倒せるのか?”
など数字に置き換えて考えていきましょう。
そうすると状況によっては自分が恐れていたカードを相手がプレイしても絶対覆られないという場面もあるかもしれませんが、ただ恐怖心だけで遠回りするようなプレイをしてしまい負け...なんて状況も確実に減ると断言できます。
最期は2択で迷ってしまった場合です。
残念ながらTCGではどれだけ1番と2番を持って考えても1択にならないことは多くあります。
そんな時は潔く確率で考えてみましょう。
ここは数字が得て不得手はあるので多少感覚になっても問題ありません。
厳密に小数点以下まで出そうという努力は不要です。
今回は全体除去を例に考えてみましょう。
こちらの攻撃は終えて相手の手札には5/5が1体見えていたとします。
返しに同じ盤面で殴っても5/5を出されたら4/4が取られた上にライフは詰められません。
ですが手札には4/4が一体いてこれを出して終了してターンが戻ってくれば確実に勝てます。
話を戻すと多くの方は勝つ直前になるとふと不安がこみ上げてきます...
「あの不明の1枚全体除去じゃね...??むしろ上から引くんじゃね...??」
そういった不安を消す際には確率を考えてみましょう。
考える材料としては
など。
仮に相手のデッキが40枚ほどでドローソースがないデッキを使っていて全体除去が2枚入っていた場合素直に上から引く確率は5%。
青を採用していて思案のような上から3枚見て引くというカードが入っていおり使った場合の確率は18%ほど。
肌感覚でも前者は気にしてもしかたない、後者はドローカードが連鎖して見つかる可能性があると感じて頂けると思います。
もし前者で不安を感じていてもカードゲームは突き詰めると運に左右される場合が多いため悩むだけ損と素早く理解できますし、引かれて負けた場合でも「運ゲーを反省する」というカードゲームで一番虚無な時間を避けることができます。
ですが後者の場合は見つかる危険性は高いし次のターンでこっちがパワー/タフネスを修正するようなカードを引いたり単純な除去を引く可能性もあると判断して出さない選択肢を取れます。
例の質の低さや状況の甘さなど説明として伝わりやすいかどうか不安ではありますが思考をするということの重要性を少しでも伝えられたらうれしいです。
次は勝敗の理由を洗ってみましょう。
ゲームと呼ばれるものは必ず勝敗があり順位があります。
ですがそれは何故そういった結果になったのでしょう?
運?前者の運ははっきり言うとどうでもいいです。
勝った場合も負けた場合も運はどうしょうもなく操作するならそれはイカサマしかないため言い方は強いですが”考えるだけ無駄"だと思っています。
肝心なのは勝敗の結果の理由が"実力"の点です。
例えばマリガンを間違えていたとします。
MTGはマリガンの条件がシビアで手札6枚パーフェクトでも土地1枚の色がたまたま合わないだけでもマリガンをします。
これをキープして土地が来なかったことを運といえますでしょうか?
いいえ
あなたのマリガンが温かったと言わざるをえません。
次に土地の置き方はどうでしょうか?
MTGは基本地形以外の土地から出る色を変えてしまうカードがあります。
そんなカードを1戦目で見ていて2戦目フェッチランドからおかずに特殊地形を出して色事故を起こした。
この場合も血染めの月を2戦目も出してきた相手の運を呪うのではなくあなたの実力不足を呪うべきでしょう。
こういった具合に自分は普通に回している”つもり”になっていて相手が見えていない、つまりは一人回し状態で負けるというのは初心者期で真っ先にぶつかることです。
この状態で一番怖いのは”本人は間違いだと思ってない”ということです
過去に周りの強いプレイヤーがアドバイスをくれても
「俺は普通に回してるだけなんだからそんなきついこと言わないでよ!」
とコミュニケーションを遮断してしまう方もいらっしゃいました。
こうなってしまうと周りもそこまで面倒を見る必要もないため見捨てていいや~となってしまう、もしくは助言をするのを諦めるという環境になるばかりか今後いくらやっても運でしか勝てないプレイヤーになります。
そうならないためには勝敗の理由を一度自分で考える癖をつけてください。
など日頃からの細かい努力で実力は変わってくると思います。
そして何より助言を貰えたら感謝を。
自分で発見できて改善できたら自分を褒めてあげてください。
※最後にちょっとだけいいことを言ってやろうと思ってつけた題名ではないです
早速ですが遠まわしのお話から始めたいと思います。
店主は海外出身なのですが、僕の出身国はeスポーツがとても盛んで大きな大会では大体上位にいます。
そんな国の現地でプロゲーマーとして団体に所属していた経験を経て現在eスポーツ学校の先生をしている友人がいます。
その友人と話していた時に”ゲームの実力ってどうやって決まるんだろうね~”という話の結論が今回の題名の「対戦数x友人の数=実力」です。
ほぼ言葉通りの意味なので説明がなくても何となく察した方もいらっしゃると思いますがまずは1つ目の対戦数。
これはTCG含めゲーム全般において対戦数が少ないのに安定して勝てる人は恐らくいないでしょう。
医学的根拠はないですが人の頭は普段から使わない部分は活発に働かないと思いますし何度も対戦することである程度"勘"が働くようにもなることも経験したことがあります。
それにせっかくのゲームなのにプレイしないで勉強みたいに分析ばかりしているのも机上の空論で終わることも多い上に楽しくないですよね...?
楽しみながら沢山の思考を重ねてデッキを試行錯誤をすることがまず実力を求めるための値の1つ目です。
2つ目は友人の数。
ゲーム全般むしろ競技性のある事柄で実力を伸ばすという点においては友人の数が一番重要だと感じています。
逆に対戦数が少なくても友人の数が多いとそれだけで結果が実力が安定すると解釈できますね。
理由は情報量と試行回数の母数です。
ちなみに友人をこういった目で見ろという意味ではないです(笑)
ソロでデッキを調整する場合と複数人いる場合を考えてみてください。
1枚のカードをソロで試す場合BO1なら1試合約10分、試すカードがサイドボード用のカードなら必然とBO3になり1試合約20-30分くらいかかります。
1日にできる試合数も店舗大会を使うなら多くて9~11回戦?
MOやアリーナのようなゲームなら待ちがない分2倍くらいはいけるでしょう。
ある程度信頼できる数値を求めているなら対戦数は最低でも20以上?
そこからインした率や現状の環境など考えて...とやっていると1人が1枚のカードを試してしっかり根拠を出すとなると時間が足らなくなる、最悪の場合感覚に依存してしまいます。
次に友人と自分合わせて5人いた場合。
この場合は試すカードの枚数を1枚から5枚にしてもいいでしょう。
戦績を提出してインした率や活躍した場面などのすり合わせを行えば1日で答えは見えてくると思います。
他にも自分が試すカードを事前に試していることもあり無駄な時間を使わないで済むこともあります。
イメージとしては考える脳みその数がn倍になるといった具合です。
恐らく競技性のあるものは全て仲間が少ないというだけで不利になりますし、個人的にはMTGのプロメンバーの入れ替わりが穏やかなのはプロ同士のコミュニティの質が高くそれを超えるようなコミュニティが少ないことが原因だと思います。
全体を通して友人を道具のように扱う発言をしているように読めますが改めて言わせて頂くとそういった意図はありません。
人間関係が面倒で一人でやりたい人もいますし、競技ではなくカジュアルにふわっと遊びたいという方もいます。
そういった方達は結果がでない、無理矢理にでも競技思考でやれという話でもありません。
簡単に言えばみんなお互い仲良く真剣に趣味に打ち込めばお互いにいいことがあるんだよ!だからくだらないことで喧嘩したりSNSで叩いたりしてる姿は見せちゃだめよ!ってことです
如何でしたでしょうか。
細かい部分は抜いて大まかな部分だけを書いてしまったため突っ込みどころは多々あったと思います。
ごめんなさい、許してください
あと店主がMTGにおいて功績がないため信用できないという点もあるとは思います。
すみません、結果出します...
今回は長年競技思考で続けてきたTCGでいろんな人を見て感じたこと、大体のゲームで平均して半分以上勝っている理由を言語化してみました。
この記事が何かの役に立てば幸いです
ですが種類も多くメーカーによっても特徴が様々でどれを選んだらいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そんな初心者さんに対してこの記事が一つの指標になれば幸いです。
]]>初心者さん/復帰者さん応援記事として今回はサプライ品について書かせて頂きます。
スリーブのサイズや使用感など種類も多く迷ってしまう方も多いと思いますので是非ご参考にしてみてください!
まずは”サプライ品とは?”という所から。
サプライ品と言えばプレイヤーの間では「デッキ以外にゲーム進行時に必要な物」という認識です。
ゲームによっては不必要な物もありますがMTGにおいては大きく分けて5つあり、上からないと困る可能性の高い順としてあります。
それぞれの役割は
・スリーブ
目的はカードの保護とカードの状態を見た目で判別させないことにあります。
・デッキケース
1束75枚をまとめるケースで保護を目的としています。
・サイコロ(ダイス)
ゲームの先手後手を決める、ゲーム進行時に起きたカードの能力を表す目印として使います。
・メモ帳と筆記用具もしくはライフカウンター
メモ帳とライフカウンターの目的は自分と相手のライフを記録すること、メモ帳は相手の手札を見るカードを使う場合の記録としても使えます。
・プレイマット
ゲームプレイ時に机などの環境によってスリーブが汚れるのを防いだりカードを取りやすくする目的で使います。
ちなみにイベントでついつい買ってしまうので大体のプレイヤーのパソコンデスクにはマウスパッドとして機能していると思います(偏見?)
ここではスリーブ全般をメジャーな商品を中心に紹介していきます。
・インナースリーブ
KMC カードバリアー100 パーフェクトサイズ 100枚入り
【メリット】
【デメリット】
KMC カードバリアー パーフェクトハード 50枚入り
【メリット】
【デメリット】
KMC カードバリアー サイドイン・パーフェクト 100枚入り
【メリット】
【デメリット】
・アウタースリーブ
【メリット】
【デメリット】
【メリット】
【デメリット】
【メリット】
【デメリット】
【メリット】
【デメリット】
【メリット】
【デメリット】
【メリット】
【デメリット】
【メリット】
【デメリット】
【メリット】
【デメリット】
今度はデッキをしまうケースのご紹介です。
MTGは他のカードゲームと比べると枚数が多いため2重スリーブだと普通のケースでは入りきらないこともあるため注意が必要です。
そこを踏まえて各メーカー様の商品を見ていきましょう。
レザー製で高級感のあるデッキケースを中心に発売されています。
他社を見渡してもレザー製は珍しく、プラスチック製品よりはるかに強度もあるため幅広いユーザー様に使われています。
サイズの表記は以下の通り
80+:KMCインナーハードとKMCのハイパーストロング使った
2重スリーブだと75入らない
100+:インナーハードと硬めのスリーブを使った2重スリーブ75枚
でも余裕があり同じ2重スリーブにしたトークンカード5枚くらい入る
160+:80+のサイズが2つ意味
200+:100+のサイズが2つあるという意味
横型に入れるタイプのデッキケース
後述する縦の物との違いは私が使っている感じでは”縦入れか横入れか”だけで他の違いは感じられませんでした。
サイコロをしまえるスペースにデッキ収納スペースが2つに増えた商品。
MTGのサプライ品おなじみのメーカーでプラスチック製の商品を主に販売しています。
また他社とは違いMTGのアートをあしらったものも定期的に販売されているため視覚的に楽しめる商品も多いです。
サイズはスリーブの組み合わせ問わず2重スリーブ+αまでなら収納可能です。
他にも無地のデッキケースがあり予備カードや管理するために使いやすいものもあります。
次にプレイマットの紹介です。
選ぶ基準は基本的にどのメーカー様もサイズは統一されているのでデザインなどが殆どですが、唯一デザイン以外の好みがでるとしたサイズが2種類ある点だと思います。
一般的なのは通常サイズですが店舗の机だと縦が長すぎてはみ出ることもしばしば。
そういったサイズ感が嫌いな方は小型サイズを好まれるようです。
メリット・デメリットというほどではありませんがやはり通常サイズの方がバリエーションといった意味では多いため選択肢は豊富にあるくらいでしょう。
プレイマット作成に力を入れているメーカー様は
が有名です。
他にもMTGのアートを描かれているアーティスト様直販やグランプリと言われるイベント限定販売、店舗様の独自販売、コミケなどの同人サークルなど様々です。
次はサイコロ/ダイスです。
どのサイコロでも問題はありませんが1つだけ注意点をお伝えするのであれば”金属製や重さがあるサイコロは控えた方がいい”ということです。
理由はサイコロを振る際にカードや机を傷つける可能性があるため対戦相手によっては嫌がられるかもしれません。
高級感があっていいのですが、試合前に「そのサイコロ傷つきそうなのでやめて欲しいです」と言われている方を目撃したこともあるため、余程の拘りがなければプラスチック製の物を使うのが無難ではあります。
店主の個人的な拘りとしては普通のサイコロは点で数値を表している製品が多く、それだと視認性が悪いため数字で表しているものを買っています!
余談にはなりますがMTGのカード効果で”20面ダイス(1~20まで出目がある物)を振る”と書かれている効果で使用できるものは以下の画像のように数値が順当に配置しているものは使えません。
そういったカードを使う場合は
こういった数字が順当に配置されていないものを購入してください。
メモ帳筆記用具に関しては自由帳みたいな大きさでなければなんでも問題ありません。
メモ帳筆記用具を持ち歩くのが面倒という方はライフカウンターを持ち歩く方が多いためそちらをいくつかご紹介します。
鉄?でできたそろばん型のライフカウンターになります。
上下で一の位と十の位を管理します。
欠点は相手のライフは記録できないためお互いのライフに齟齬が生まれる可能性があります。
硬めのビニールでできたメモリ型のライフカウンターです。
20迄お互いのライフを管理できるためフリープレイなどの簡単な試合の記録としては十分。
欠点は円盤がビス留めされているだけなので簡単にずれてしまうこととライフを回復するような効果が多いと20では足りないことくらいですが殆ど問題となることはないと思います。
カード(メモリ)型よりも固いプラスチック製の商品になります。
こちらはビス留めではなく”カチっカチっ”とライフをカウントしていくためライフがずれたりはしません。
ダイヤル式のライフカウンターになります。
左で十の位、右で一の位を記録しますがかさばるため持ち歩く時に手間がかかるかもしれません。
昔イベントで配布されたカードに数字が記載されており、それを脇に複数枚おいて管理するというもの。
最低でも
を持ち歩く必要があるのとライフが増減するごとに混ざらないようにカードをしまう手間はかなり大きいはず...
如何でしたでしょうか。
TCGをプレイしていると必ず必要になってくるためおしゃれや拘りを見つけるのも一つの楽しみになると思います(^^)!
最期に店主のおすすめの組み合わせを
インナースリーブ: KMC カードバリアー100 パーフェクトサイズ 100枚入り
アウタースリーブ: KMC カードバリアー ハイパーマット シリーズ 80枚入り
デッキケース: Ultra Pro MTG デッキボックス 100+
ライフカウンター:無料のライフカウントアプリ
始めたてであればこの組み合わせで問題はないですし、コスパもいいためリピートしやすいと思います
ゲームを通して是非みなさんの好きな組み合わせを見つけてみてください(*'▽')
]]>こちらの記事を一読して頂ければ大会が開かれている場所の探し方や大会での所作や意味について知ることができます。
最期に嫌な思いをした場合のことも書いてありますので是非ご参考にしてみてください。
]]>最近はWotC社様の努力により新しいプレイヤー様も増えてきました。
「普段はアリーナだけどそろそろ大会に出てみようかな?」
と思われてる方も多いはず!
そこで全国的に緊急事態宣言も明けてイベントも復活してきたこのタイミングで大会初心者様に向けた記事を書かせて頂きます!
東京都内にあるイベント開催店舗の一覧が出てきましたが東京都全域の店舗が出てしまっているためこれではちょっと探し辛いですね...
その場合は右上の絞り込み検索から地名など限定して調べることが出来ます。
今回は高田馬場で調べたいと思います
検索結果では4件のお店がヒットしました
「さぁこれで大会にいくぞ!」
と思われた方は一つ注意が必要です。
晴れる屋様のような専門店であれば毎日大会が行われていますが、他のTCGも取り扱っている店舗様の場合は他のスケジュールとの兼ね合いで1週間に1度だけなど制限がある場合がほとんどです。
必ず店舗HPもしくはお電話でスケジュールの確認をしてから来店してみてください。
さぁ近くの店舗も分かりスケジュールも確認したらいざ来店してみましょう!
大体はお会計の窓口と同じかちょっと脇に受付カウンターがあるのですが、一部店舗では大会受付専用カウンターもあるので来店した際に
「大会に出たいのですがどうしたらいいですか?」
と聞いてみると案内があると思います。
そこでお名前と参加費(商品が出るものでない限りおおよそ300円~500円、無料もあり)を支払ったら完了です。
最近は滅多に見なくなりましたが以前は紙に対戦結果を記入したリザルトシートというものがありました。
現在はMagic Companion/マジック コンパニオンというアプリがリリースされており大会の参加登録、対戦結果の記入など全てこちらで行う形になっています。
店舗の受付の後は必ずマジック コンパニオン上でも参加登録をするのが最近のお約束となります。
実際にマジック コンパニオンのインストールから大会の参加コード入力までやってみましょう!
インストールはこちらのリンクから行えます。
インストールが完了したらアイコンをタップしてアプリを起動すると、画面下の方にJoin/参加の文字がありますのでそちらをタップします。
店舗側が公開しているイベントコードの入力をしたら完了です!
イベントコードの入力までできたらあとは大会が始まるのを待ちましょう。
海外ではマイナー行為ですが、日本では試合開始前にサイドボードの枚数を相手に見せることが習慣となっています。
この行為をする理由は
「サイドボードを16枚とかにして水増ししてないですよ~」
という不正をしていないことのアピールと2試合目以降のサイドボードの戻し忘れ防止を兼ねています。
私が対戦している限りでは
これらを守っていれば問題にはならないと思います。
ただこの行為はしなくてもルール上問題ありません。
従って自分は見せたけど対戦相手はしてくれなかったという場合は気にせず試合を進めてしまいましょう。
これは賛否両論あるとは思いますが本当に不慣れで不安な内は
「最近始めた/復帰したので不手際があったら教えてください。」
と初めに相手に伝えておくと大体の方はマイナスには捉えず試合を多少ゆっくり進めてくれるなどの配慮が期待できます。
ですがこういった声掛けをずっと使ってしまうと”煽り”と捉えてしまう方がいるのも事実です。
ある程度スムーズに試合進行できて大丈夫そうだなと思ったら言わないようにするのも成長の印になると思います。
いよいよ試合も始まりました!
しかしここでルールの判断で相手と齟齬がでてしまいました...
これを読まれている方は初心者さんなので当然
「自分より相手の方が歴が長いし多分自分が間違っているんだろう...」
と委縮してしまうと思います。
ですがそのままにしてはいけません!
対戦相手の歴が長いからと言って正しい判断を常にするとは限りませんし何より自分の中で疑問に思えたことは成長のチャンスです。
勉強と同じで”間違えた/疑問に思った問題は人に説明できるようになるまで理解する”というのを繰り返すことが成長の近道です。
まず対戦相手に
「ごめんなさい。疑っているわけではないのですがこのルールを十分に理解していないため、この盤面のままジャッジに解説してもらいたいのですが大丈夫ですか?」
と伝えましょう。
もし相手が嫌がってもジャッジを呼ぶというのはどのプレイヤーにも与えられている権利のため相手に拒否権はありません。遠慮なく呼びましょう。
呼び方はその場で手を上げて「ジャッジ~」と声を出してもいいですしカウンターが近い場合は手荷物やカードに気を付けて呼びに行ってください。
ジャッジの方がテーブルに到着したら状況説明に入ります。
などを説明してから疑問をぶつけてみましょう。
無事メイン戦が終わったらサイドボーディングの時間です。
デッキ60枚と一緒に用意した0~15枚のサイドボードを使って2戦目へ向けデッキを組みなおしていきます。
組み直す時間は厳密には決まっておりませんが2~3分ほどで終えられるようにしましょう。
この時注意することはサイドボードが15枚を超えていないことです。
逆にサイドボードを0枚にしてデッキを75枚で2戦目を始めることは問題ありません。
サイドボーディングが終わったらこれも必須ではありませんが試合開始前と同様15枚あるかの確認で見せてあげましょう。
お疲れ様です。試合が無事終わりましたね!
最期にイベントコードを入力したマジックコンパニオンで試合結果を運営側に報告しましょう。
まずマジックコンパニオンを開くとカウンターが出てきます。
左側があなたで右側が対戦相手です。
BO3の勝敗が仮に
あなた:勝 負 勝
相手:負 勝 負
だった場合は左側のカウントを2、右側のカウントを1と入力して相手に合っているかの確認をした上で送信を押してください。
そして一番大切なことは、この手順は必ず勝った方が行ってください!
でないと負けた方が勝手に嘘の情報を送信してしまい、そのまま気づかなかったら自動的に負けになってしまいます。
もし間違えて送信してしまったら運営店舗側に報告して修正してもらいましょう。
最期に私から初心者さんへ嫌な人と対戦した時の心構えを...なんて大それた書き方をしましたが実際の所MTGで変な人はかなり少ないです。
ここでいう変な人というのは
つまりは直接的、間接的関わらず何かしらの実害を生む方のことを指します。
私自身小学2年生からカードショップに入りびたり中学生の時には遠征して大会にでたりを繰り返していたので上述したような方は散々見てきました。(むしろこれ以上に酷い人も...)
見すぎたせいで「1日紙屋にいれば1人2人はいるよね」くらいの感覚になっているため言葉に自信はありませんがMTGは本当に変な人は少ないと思います。
しかし少ないせいでいざ出くわした時のインパクトも大きくなってしまいます。
等々SNSで見られる被害報告はいくつかあります。
もしこれを読んでくださった方が変な人の被害にあった場合で一番いい対処方法は気にしないことです。
先ほども書きましたがMTGは年齢層も高いせいか落ち着いた方の方が圧倒的に多いです。
たまたま引いてしまったババをずっと引きずって引退するよりはMTGを続けて一緒にご飯/お酒飲みに行ったり大会にでたりMTG以外の遊びに行ったりする仲間を作った方が長期的に見ると財産になりますし、MTGでは金銭的な余裕も含め社会人同士の付き合いになることからそういったコミュニティ形成は比較的しやすいと思っています。
ですが精神的に辛い経験をした場合はこういった切り替えをすぐ行うのは難しいのも事実。
そういう時は気持ちの整理として何に悩んでいるのかを紙に書いてみるのも効果的だと思います。
という具合にゆっくり紐解いていけば案外簡単な問題だったなと思えるかも。
私自身ここ数年以内に出たTCG以外はほぼすべてやったことありますが断トツでMTGが面白いなと感じました。
人の趣味嗜好は勿論あるため個人の主観にはなりますが日本でなじみ深い可愛い/カッコいいアニメ絵のTCGはいくらでもあります。
そんな中であえてMTGを始めたのであれば何かしら魅力に感じる部分もあったんだと思いますので店主としては引退するよりはのんびりでもいいので続けて欲しいなと願うばかりです。