店舗大会に参加してみよう!
こんにちは、店主の丸山です。
最近はWotC社様の努力により新しいプレイヤー様も増えてきました。
「普段はアリーナだけどそろそろ大会に出てみようかな?」
と思われてる方も多いはず!
そこで全国的に緊急事態宣言も明けてイベントも復活してきたこのタイミングで大会初心者様に向けた記事を書かせて頂きます!
【この記事を読んで得られること】
- 大会の参加方法からゲーム中の対応を知ることができる
- 大会で嫌な思いした場合の対応方法を知ることができる
【目次】
- < 大会受付 >
- < コンパニオンの入力 >
- < サイドボードの確認 >
- < 「初心者です」と伝えましょう >
- < わからないとき困った時は遠慮なくはジャッジ >
- < サイドボーディング >
- < 試合後のコンパニオンは勝った方が入力 >
- < 嫌な人に当たった時 >
< 大会受付 >
東京都内にあるイベント開催店舗の一覧が出てきましたが東京都全域の店舗が出てしまっているためこれではちょっと探し辛いですね...
その場合は右上の絞り込み検索から地名など限定して調べることが出来ます。
今回は高田馬場で調べたいと思います
検索結果では4件のお店がヒットしました
「さぁこれで大会にいくぞ!」
と思われた方は一つ注意が必要です。
晴れる屋様のような専門店であれば毎日大会が行われていますが、他のTCGも取り扱っている店舗様の場合は他のスケジュールとの兼ね合いで1週間に1度だけなど制限がある場合がほとんどです。
必ず店舗HPもしくはお電話でスケジュールの確認をしてから来店してみてください。
さぁ近くの店舗も分かりスケジュールも確認したらいざ来店してみましょう!
大体はお会計の窓口と同じかちょっと脇に受付カウンターがあるのですが、一部店舗では大会受付専用カウンターもあるので来店した際に
「大会に出たいのですがどうしたらいいですか?」
と聞いてみると案内があると思います。
そこでお名前と参加費(商品が出るものでない限りおおよそ300円~500円、無料もあり)を支払ったら完了です。
< コンパニオンの入力 >
最近は滅多に見なくなりましたが以前は紙に対戦結果を記入したリザルトシートというものがありました。
現在はMagic Companion/マジック コンパニオンというアプリがリリースされており大会の参加登録、対戦結果の記入など全てこちらで行う形になっています。
店舗の受付の後は必ずマジック コンパニオン上でも参加登録をするのが最近のお約束となります。
実際にマジック コンパニオンのインストールから大会の参加コード入力までやってみましょう!
インストールはこちらのリンクから行えます。
インストールが完了したらアイコンをタップしてアプリを起動すると、画面下の方にJoin/参加の文字がありますのでそちらをタップします。
店舗側が公開しているイベントコードの入力をしたら完了です!
イベントコードの入力までできたらあとは大会が始まるのを待ちましょう。
< サイドボードの確認 >
海外ではマイナー行為ですが、日本では試合開始前にサイドボードの枚数を相手に見せることが習慣となっています。
この行為をする理由は
「サイドボードを16枚とかにして水増ししてないですよ~」
という不正をしていないことのアピールと2試合目以降のサイドボードの戻し忘れ防止を兼ねています。
私が対戦している限りでは
- ・シャッフル前後どちらでもいい
- ・枚数を5枚ごととかに分けて相手に広げて見せる
これらを守っていれば問題にはならないと思います。
ただこの行為はしなくてもルール上問題ありません。
従って自分は見せたけど対戦相手はしてくれなかったという場合は気にせず試合を進めてしまいましょう。
< 「初心者です」と伝えましょう >
これは賛否両論あるとは思いますが本当に不慣れで不安な内は
「最近始めた/復帰したので不手際があったら教えてください。」
と初めに相手に伝えておくと大体の方はマイナスには捉えず試合を多少ゆっくり進めてくれるなどの配慮が期待できます。
ですがこういった声掛けをずっと使ってしまうと”煽り”と捉えてしまう方がいるのも事実です。
ある程度スムーズに試合進行できて大丈夫そうだなと思ったら言わないようにするのも成長の印になると思います。
< わからない時は遠慮なくはジャッジ! >
いよいよ試合も始まりました!
しかしここでルールの判断で相手と齟齬がでてしまいました...
これを読まれている方は初心者さんなので当然
「自分より相手の方が歴が長いし多分自分が間違っているんだろう...」
と委縮してしまうと思います。
ですがそのままにしてはいけません!
対戦相手の歴が長いからと言って正しい判断を常にするとは限りませんし何より自分の中で疑問に思えたことは成長のチャンスです。
勉強と同じで”間違えた/疑問に思った問題は人に説明できるようになるまで理解する”というのを繰り返すことが成長の近道です。
まず対戦相手に
「ごめんなさい。疑っているわけではないのですがこのルールを十分に理解していないため、この盤面のままジャッジに解説してもらいたいのですが大丈夫ですか?」
と伝えましょう。
もし相手が嫌がってもジャッジを呼ぶというのはどのプレイヤーにも与えられている権利のため相手に拒否権はありません。遠慮なく呼びましょう。
呼び方はその場で手を上げて「ジャッジ~」と声を出してもいいですしカウンターが近い場合は手荷物やカードに気を付けて呼びに行ってください。
ジャッジの方がテーブルに到着したら状況説明に入ります。
- どちらのターンか
- 問題になった際のプレイ手順
などを説明してから疑問をぶつけてみましょう。
< サイドボーディング >
無事メイン戦が終わったらサイドボーディングの時間です。
デッキ60枚と一緒に用意した0~15枚のサイドボードを使って2戦目へ向けデッキを組みなおしていきます。
組み直す時間は厳密には決まっておりませんが2~3分ほどで終えられるようにしましょう。
この時注意することはサイドボードが15枚を超えていないことです。
逆にサイドボードを0枚にしてデッキを75枚で2戦目を始めることは問題ありません。
サイドボーディングが終わったらこれも必須ではありませんが試合開始前と同様15枚あるかの確認で見せてあげましょう。
< 試合後のコンパニオンは勝った方が入力 >
お疲れ様です。試合が無事終わりましたね!
最期にイベントコードを入力したマジックコンパニオンで試合結果を運営側に報告しましょう。
まずマジックコンパニオンを開くとカウンターが出てきます。
左側があなたで右側が対戦相手です。
BO3の勝敗が仮に
あなた:勝 負 勝
相手:負 勝 負
だった場合は左側のカウントを2、右側のカウントを1と入力して相手に合っているかの確認をした上で送信を押してください。
そして一番大切なことは、この手順は必ず勝った方が行ってください!
でないと負けた方が勝手に嘘の情報を送信してしまい、そのまま気づかなかったら自動的に負けになってしまいます。
もし間違えて送信してしまったら運営店舗側に報告して修正してもらいましょう。
< 嫌な人に当たった時 >
最期に私から初心者さんへ嫌な人と対戦した時の心構えを...なんて大それた書き方をしましたが実際の所MTGで変な人はかなり少ないです。
ここでいう変な人というのは
- 暴言を吐く
- 大きな声を出す
- 身内乗り前回で煽る
- 勝手に人の物を触る
つまりは直接的、間接的関わらず何かしらの実害を生む方のことを指します。
私自身小学2年生からカードショップに入りびたり中学生の時には遠征して大会にでたりを繰り返していたので上述したような方は散々見てきました。(むしろこれ以上に酷い人も...)
見すぎたせいで「1日紙屋にいれば1人2人はいるよね」くらいの感覚になっているため言葉に自信はありませんがMTGは本当に変な人は少ないと思います。
しかし少ないせいでいざ出くわした時のインパクトも大きくなってしまいます。
- 自分の大事なカードをボールペンでつつかれた
- 威圧的な態度で迫られた
- バカにされた
- 女性の場合は纏わりつかれた
等々SNSで見られる被害報告はいくつかあります。
もしこれを読んでくださった方が変な人の被害にあった場合で一番いい対処方法は気にしないことです。
先ほども書きましたがMTGは年齢層も高いせいか落ち着いた方の方が圧倒的に多いです。
たまたま引いてしまったババをずっと引きずって引退するよりはMTGを続けて一緒にご飯/お酒飲みに行ったり大会にでたりMTG以外の遊びに行ったりする仲間を作った方が長期的に見ると財産になりますし、MTGでは金銭的な余裕も含め社会人同士の付き合いになることからそういったコミュニティ形成は比較的しやすいと思っています。
ですが精神的に辛い経験をした場合はこういった切り替えをすぐ行うのは難しいのも事実。
そういう時は気持ちの整理として何に悩んでいるのかを紙に書いてみるのも効果的だと思います。
- MTGをやめるかどうか悩む場合はやめたくない理由もあるはずなのでそれを明確にする
- 単純に嫌なことがあったけど誰に相談したらいいかわからないなら身近な人に合ったことを同調を求めるように話してみる
- 心に靄がかかって整理がつかない場合は他に好きなことがあるならそっちを優先したり一旦MTGから離れてみる
という具合にゆっくり紐解いていけば案外簡単な問題だったなと思えるかも。
私自身ここ数年以内に出たTCG以外はほぼすべてやったことありますが断トツでMTGが面白いなと感じました。
人の趣味嗜好は勿論あるため個人の主観にはなりますが日本でなじみ深い可愛い/カッコいいアニメ絵のTCGはいくらでもあります。
そんな中であえてMTGを始めたのであれば何かしら魅力に感じる部分もあったんだと思いますので店主としては引退するよりはのんびりでもいいので続けて欲しいなと願うばかりです。
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